「こころの時代」★

時々土曜のお昼下がりに観る番組です
 
今日は文化人類学者の加藤九ぞう先生でした

いつもはでている方々がもう雲の上の様な高尚な深いお話なので
途中で気持ちよく寝てしまうおかあちゃんなのですが(zz;)
今日は最後の最後まで興味深く心から聞き入ってしまいました
静かに優しい口調で93歳までのとっても厳しい過去や事柄を
「それでも生きるということは良い事なのだと」
たんたんとお話をされる先生は
もうなんだかそのまま良寛さんか
千日修業をされた阿闍梨さんのよう

多分このお年でまだ灼熱獄寒の現場で発掘作業もされているということも
言葉だけを尽くす以上に圧倒的な説得感なのかもです

小さなお話ですが小さい頃日本の田舎に来て
お金持ちの柿の木の柿を観ていただけで
いわれなき疑いをかけられ
お兄さんにぶたれたお話はナミダでした
お兄さんは憎くて打ったのではないでしょう
異国の地で信頼を得て生きていかなければならぬ故でしょう
先生も憎んではいないと穏やかにおしゃっていましたね
先人達は耐えて耐えて小さな信頼を異国に繋がれてきたのだと思います
でも昨今のいろんなNewsはなんか逆行している様で
そんな先人たちの気持ちを踏みにじる行為の様で悲しいです
権利だけを声高く主張するだけでは問題は解決しないのかも

先生は言われました
「もし究極の選択・・食べられてもしかたない・・でも絶対食べる方にはならない」

かあちゃんも両親は奄美出身台湾にいた人なので
知らない土地で急に父親が亡くなった後
しっかりして後ろ指さされないようにと
優しくはありましたがいつも厳しい母でしたから
なんか少しは分るし根無し草の様な感覚もあります

でも究極の状態での先生の究極の前のめりの人生にホント脱帽です★

えーと色々書いちゃったけど(^^;)ウマクカケナイ
興味があったらオンデマンドがあるかもしれないので
観てみてください
迷っていらっしゃる方には良いかもです★